2012年9月17日月曜日

中国のこと。


ここ数日の反日デモ活動に、心を痛める日々です。
テレビ、新聞、ネットを見てると
日本人の中国嫌いが、更に増えるだろうと思う光景ばかり。
理性を失ったかのような、あの暴れ方は本当に酷く、恐ろしいです。
滅多に電話してこない父親からも
「中国には行ってないか?今は行くなよ。」と連絡があるほど。

さて、数年前から私がなぜそんなに「中国!中国!」と言うのか。
初めて中国を訪れたのは4年前。
私は中国に行って、これまでの価値観が大きく変わりました。

”某日系企業の中国人スタッフの教育”で広州にいきました。
中国語もさっぱり分からない上に、
初日の生徒さんたちの研修を聞く態度は、正直本当にひどいものでした。
堂々と寝るわ、堂々と携帯触るわ、集中しないわ、、
日本に慣れきっていた私には、とても信じられない光景でした。
しかし、日に日に彼らの態度は変化していき、めざましい成長ぶりで、
最終日はみんなのコメントに思わず涙してしまいました。

特に印象に残っている一人の女の子。
この子は、見事にずーーっと毎日寝てた子。
でも、途中で突然スイッチがオンになり、
ある日を境に態度が180度変わりました。
そして、最終日の「研修を終えての感想」の時、彼女は泣き出しました。

初日から、全くやる気がなかった自分に対し、
あきらめずに指導してくれたこと、生きていく上で、仕事をする上で
大切にすべきマインドを沢山教えてくれたこと。
私はあなたたち2人の日本人に会えて、人生が大きく変わりました。
これからは、もっと頑張って、素晴らしい人になります。

私は、彼女との出来事から、中国に対するイメージが変わり、
逆にとても刺激をもらいました。
それ以来、何度も中国を訪れていますが「日本大好き!」
「日本人は憧れ!」「日本人は素晴らしい」と、
本当に優しく接してくれた中国人に沢山出会いました。

上海人の友人は、私がお財布を落としたとき、
中国語が話せない私を助けてくれて、警察で全ての手続きをしてくれて、
食事代も払ってくれて、さらに「もう財布盗まれないように!」って
チャック付きのバックまで買ってくれました。

ここで私が言いたいことは、あのデモが全ての中国人ではないということ。
報道やネットをみると、13億人全ての中国人が否定され、
中国人は馬鹿、アホ、大嫌い、といった書き込みばかりが目につきます。
日に日にエスカレートしていく反日デモで、日本人と中国人の溝が
深まっていくばかり。本当につらいし、悲しいです。

領土問題は本当に難しい問題なので、私がとやかく言う事じゃないけれど、
政治家がもっとしっかりしてほしいです。
選挙活動も大事かもしれないけど、今、それを最優先にすること?って疑問に思う。
これ以上悲惨な状態が進まないよう、中国という国を分析した上での
言動をしてほしいです。
そして、既に被害にあった日本人もいます。
本当に国民を大切に思うなら、在留邦人や日系企業の日本人の安全を
最優先に考えて早い対策をとってほしいと思います。

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